医師の紹介
氏名 | 武田 憲夫 | |
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専門分野 | 脳神経外科、リハビリテーション科、内科 | |
所属学会 | 日本脳神経外科学会、日本リハビリテーション医学会 日本癌学会、日本癌治療学会、日本脳卒中学会 他 |
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資格 | 専門医 |
日本脳神経外科学会専門医 認知症サポート医 |
認定医 |
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 産業医 |
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その他 | 医学博士 |
氏名 | 加藤 知邦 | |
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専門分野 | 外科、リハビリテーション科 | |
所属学会 | 日本外科学会、日本臨床外科学会、日本リハビリテーション医学会、日本温泉気候物理医学会 | |
資格 | 認定医 | 日本外科学会認定医 |
その他 | 医学博士 |
氏名 | 野口 健一 | |
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専門分野 | 内科 | |
所属学会 | 日本アレルギー学会 |
看護部
ごあいさつ
当院は、心や身体の機能回復と、退院後の生活を見据えて、リハビリテーションを集中的に実施する回復期、慢性期医療を提供している病院です。看護部では、患者さんが安心して入院生活を送り、リハビリテーションに取り組めるように、衣・食・住を整え、健康管理や心理的なサポート、家族支援などを通じて、心に寄り添う、あたたかな看護・介護の提供に努めております。また、看護部職員がやりがいを感じ、成長できたと実感できる職場・組織づくりを目指しています。
看護部の理念
- 人々の尊厳を守り、心に寄り添う看護・介護を提供します。
- 人々に信頼される、あたたかな看護・介護を提供します。
看護部の基本方針
- 地域での生活を見据え、自立を促すための質の高い看護・介護を提供します。
- 専門職として社会的責務を認識し、知識・技術の向上を目指し自己研鑽します。
- 多職種チームで連携し、公共性に配慮した健全な病院経営、職場づくりに参画します。
看護部概要
部 署 | 回復期リハビリテーション病棟(第1病棟40床、第3病棟41床) 地域包括ケア病棟(第2病棟39床) 外来・中央材料室・地域医療連携室 通所リハビリテーション |
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職 員 | 看護職員(看護師、准看護師)57名 介護職員(介護福祉士、介護員)29名 ※認定看護師 1名(認知症看護認定看護師) ※医療安全管理者 2名 |
勤務形態 | 2交代制 日勤① 8:30~17:30 ② 8:30~19:30 遅番 10:30~19:30、9:30~18:30 夜勤 19:00~ 9:00 |
夜勤人員 | 看護職員2名 介護職員1名 |
看護方式 | プライマリーナーシング、機能別看護 |
看護部教育の基本方針
キャリア形成に向けて、社会人基礎力、マネジメント能力や、看護実践に必要な、専門的知識や技術等の能力開発・維持・向上の学びを支援します。
教育目的
1)専門職としての責任と能力を認識できる、自律した職員の育成
2)質の高い看護・介護ケア提供ができる、実践能力の向上
3)変化する地域社会ニーズに対応できる職員の育成
4)組織の中で必要なリーダーシップとマネジメント能力の向上
5)主体的な学びとキャリア形成の支援
新人職員の教育体制について
新人職員に対し、担当プリセプターが、チェックリストを活用しながら、習熟度の確認を行っています。また、プリセプターだけでなく教育委員をはじめ、各委員会メンバー、師長、主任が連携し、みんなで新人を育てようと支援しています。
再就職職員にも、チェックリストで経験度を確認し、経験を活かしながら当院の看護業務に慣れていただけるように、指導しております。また、クリニカルラダーを使用し、レベルにあった到達目標を持ち、計画的に教育を行っています。
研修は、院内研修だけでなく、自身の目指す目標達成に向けて看護協会主催の研修をはじめ、外部研修に参加できるよう、情報提供し積極的に参加を推奨しています。また、eラーニングでクリニカルラダー別研修を取り入れ、個々のスキルアップを図っています。
多職種との連携(チームアプローチ)について
医師や看護職員、介護職員、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、社会福祉士(MSW)、管理栄養士、薬剤師等の多職種からなるチームで医療提供を行っております。患者さん1人1人の目標を共有し、退院後の生活を見据えながら、各専門職の視点を活かし、安心して入院生活や退院後の在宅生活ができるよう支援していきます。
リハビリテーション部
リハビリテーション部の概要
職員数 | 理学療法士(PT)30名 作業療法士(OT)31名 言語聴覚士(ST)3名 |
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勤務形態 | 回復期病棟:365日リハビリ体制(4勤2休のシフト制) 地域包括ケア病棟:基本月~金の平日勤務、土曜または日曜・祝日の出勤が月2~3回 |
- 認定療法士
運動器認定理学療法士 2名
管理運営理学療法士 1名
リハビリテーション部の目標
良質なサービス
診療業務の充実に向けてサービスの質の維持・向上を目指します。
自己成長
チームの中で専門性が発揮できるよう、資質向上・自己研鑽に努めます。
チームアプローチ
多職種間で患者情報や関わり方の共有を図り、統一した目標の下に連携のとれた患者対応とリハビリテーションサービスの提供を行います。
退院後もより良い在宅生活を送ることができる様に、生活期リハビリへの情報提供と必要に応じて情報交換を行います。
業務改善
診療報酬等の理解を深めることやリハビリテーション部の業務効率化を図ることで単位取得向上を目指します。
環境調整
医療事故防止、快適な職場環境の整備、感染予防に努めます。
リハビリテーション部の活動
新人教育について
新卒者に対し、病院全体の新入職員オリエンテーションの他、リハビリテーション部新人教育マニュアルに沿って指導を行っています。1年目セラピストでも、安心して、安全なリハビリテーションを提供できる体制を構築しています。
研修会(出張など)
各種研修会へ積極的に職員を派遣し、知識・技術の向上を図っています。自身の研鑽のため学会での発表や、認定・専門療法士等の取得を目指す職員へのサポートにも取り組んでいます。
また、外部から講師を招いて研修会も行っています。
【外部講師研修会実績】
第14回 R6.11.16予定(対面開催)
「食事の姿勢とポジショニング」「寝たきり、看取り患者に対するリハビリや病棟練習の提案」
講師:岡本 宏二 氏(一般社団法人ふくしまをリハビリで元気にする会 理事長 作業療法士)
第13回 R6.7.20予定(対面開催)
「脳卒中片麻痺患者へのコンディショニング」
講師:諸橋 勇 氏(青森県立保健大学 健康科学部 理学療法学科 教授)
第12回 R5.12.16(対面開催)
「呼吸リハ&嚥下研修会」講師:野原 幹司 氏
(大阪大学 大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座 顎口腔機能治療学教室 准教授)
第11回 R5.10.21(ZOOM開催)
「安全なリハビリテーションに必要な知識
-薬物療法、検査データ、身体評価を関連付けて評価・ゴール設定する-」
講師:南場 芳文 氏(神戸国際大学 理学療法学科)
第10回 R4.11.19(ZOOM開催)
「認知症患者の摂食・嚥下リハの進め方」
講師:野原 幹司 氏
(大阪大学 大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座 顎口腔機能治療学教室 准教授)
第9回 R4.7.2(ZOOM開催)
「腰、股、膝関節疾患の機能的解剖学の再考」
講師:町田 志樹 氏(理学療法士 了徳寺大学健康科学部理学療法学科・医学教育センター講師)
勉強会
専門性を高め、多職種と協働し質の高いサービスを提供できるよう、定期的に勉強会を実施しています。出張の伝達報告や症例検討などはリハビリテーション部全体で、専門領域に関する勉強会はPT・OT・ST部門ごとに分かれ、週1回の頻度で実施しています。
研究活動について
年1回の院内研究発表大会での発表の他、学会等でも積極的に発表を行っています。
【近年の学会での発表例】
令和6年
・第31回 山形県作業療法士学会
「不穏行動が出現したことで生活環境の設定に難渋した症例」
「当院における自動車運転再開支援 ~退院1 年後アンケート調査の分析」
・第58回 日本作業療法士学会
「当院における転倒・転落防止対策 -多職種連携の中でのOTの役割」
・リハビリテーション・ケア合同研究大会 山梨2024
「当院職員における腰痛の実態調査」
・第24回日本クリニカルパス学会学術集会
「認知機能低下を呈した大腿骨骨折患者におけるFIM利得の分析」
令和5年
・第30回山形県作業療法士学会
「左上肢機能と半側空間無視症状へ介入し自動車運転再開可能となった症例」
「糖尿病により右下腿切断した症例への自動車運転再開に向けたアプローチの報告
~義足操作でのドライブシミュレーターの実施と公安委員会から得た情報を参考に~」
「排泄動作獲得に向けて多職種と連携し,自宅退院に繋がった症例」
「多職種連携によりBPSDが落ち着き,穏やかに過ごせるようになった症例
~環境の変化に伴うBPSDを呈した症例に対してチームで介入することがもたらす変化~」
「回復期病棟の脳卒中患者における,入院から1ヶ月後の認知機能の改善度と退院時ADLとの関係」
・第31回 山形県理学療法士学術集会
「大腿骨近位部骨折を呈し退院時移動手段が歩行器歩行となった患者の自立度に影響する要因」
「当院回復期病棟における大腿骨パス患者のMotor-FIM改善とマトリックス分類の関係」
「大腿骨近位部骨折を呈し歩行自立して退院された患者の歩行手段に影響する要因」
・回復期リハビリテーション病棟協会 In 熊本 第43回 研究大会
「当院での脳卒中者における歩行再獲得に影響する要因について
-回復期病棟入院時の基本動作能力に着目して-」
令和4年
・リハビリテーション・ケア合同研究大会 苫小牧2022
「当院における、自宅退院患者へのホームプログラム(HP)の提供と実施状況について」
等